こんにちは。
オリックスU-car北九州店です。
今回は、【良い中古車を見分ける「評価書」の見方】をテーマにお話ししていきたいと思います。
この記事を読んでいただくことで、「評価書の解読方法」が分かり、「失敗の少ない」中古車選びができるようになると思いますよ。

中古車業界において「評価書」と言えば、「品質評価書」を指します。
品質評価書は、「販売店のスタッフ」や仕入れ元である「オークション会場の検査員」、仕入れて店頭に並べる前に受ける「品質検査会社の検査員」による査定の結果が記載されており、いわば中古車の成績表的なものです。
「品質評価書」の中には、ぱっと見では気づけないような細かな情報も記載されているので、中古車選びをする際には非常に重要な情報源になるんですね。
ただ…
品質評価書というのは、もともとオートオークション会場などで「プロ同士」が車を売買するために作成されていたものなので、お客様のような車業界外の方にはわかりにくい内容になっているんですね。
なので、「良い中古車」を手に入れるためには、評価書を読み解く「コツ」が必要になると…
っということで、今回はその「コツ(評価書の見方)」をお伝えしたいと思います。
できるだけ要点を絞って解説しますので、最後までお付き合いください。
それでは解説です。
【必見】良い中古車を見分ける「評価書」の見方「4選」
【良い中古車を見分ける「評価書」の見方】
結論は以下の4点です。
- 見方①:修復歴の有無の確認
- 見方②:大きな傷の確認
- 見方③:修復歴にはならないけど、動作に支障が出る可能性がある劣化を確認
- 見方④:自分に合わない「劣化・汚れ」の見極め
それぞれ簡単に解説していきますね。
「良い中古車とは?」
「良い中古車」の定義は人それぞれなので、今回は「良い中古車=自分が求めている中古車」。とします。買った後に「こんなはずじゃなかった」「イメージしてたのと違う…」とならない車ですね。
見方①:修復歴の有無を確認
良い中古車を見分ける「評価書」の見方①は、「修復歴の有無を確認」すること。
一番の基本ですね。
「修復歴車」というのは「車の骨格部分(フレーム)に損傷がある車。もしくは、その損傷を修復した車」のことを言います。
【修復歴に関する豆知識】
【「事故車=修復歴車」と考えがちですが、厳密には別ものです。軽度な事故でフレームに損傷が及んでいなければ「修復歴車」とはなりません。
「修復歴」があると車の価値は大きく低下し、車種によっては半値以下になることもあるんですね。
なので、「修復歴の有無」を確認せずに車を買うことは超NG。
必ず確認するようにしましょう。
【要注意】
修復歴があるにもかかわらず、修復歴無しの車と同等の価格で買ってしまうと大損します…
さて、肝心の見分け方ですが、評価書に記載されている「評価点」を確認しましょう。

この「4点」と書かれているのが評価点。
評価点は「S/6/5/4.5/4/3.5/3/2/1/R」と10段階で表示されます。

この最下段にある「R」というのが修復歴車ですね。
走行には支障がないものの、一度フレームを痛めるような損傷を負っているので、その点が気になる方は買わない方が無難です。
- 「修復歴がつくような事故をしている車はイヤ!」って思ってるのに知らずに買ってしまった。
- 売る時の査定で「修復歴」が発覚。売値が半減。
- 修復歴がついているのに、修復無しの車の価格で買ってしまった。
こんな悲惨な事態にならないよう、しっかり確認しましょうね。
【評価点に関する豆知識】
- 車の価値としては、3点以下はほぼ同等(3点でもR点と同じ位で取引されている)
- 5年落ちくらいの中古車は「3.5~4.5点」くらいが目安
- 4.5点は中古車としては結構綺麗
見方②:大きな傷の確認
良い中古車を見分ける「評価書」の見方②は、「大きな傷の確認」すること。

「A=線傷」にしても「U=へこみ」にしても、「1」レベルは中古車として許容範囲かと思いますので、主に「2以上」を中心に確認するようにしましょう。
参考までに、実際のU1・S1の画像を紹介しますね。(S=サビ)


そして「A2」はこんな感じ。

いわゆる「ガリ傷」のようなものではありませんが、「A2」レベルになると、こうした「薄線傷が数点ある」といった状況も考えられるので、気になる方は確認しておいた方が無難です。
B2レベルだど「小さなガリ傷」の可能性もあるので要確認
そして、その傷が気になる場合は「納車までにどういった対処をしてくれるのか?」も確認しておきましょう。
当店(オリックスU-car北九州店)でいえば、「A」に関しては「ボディ磨き&艶出しコート」で改善をはかります。
「B」に関しては、基本磨き直しの後タッチペン処理をしますが、「3レベル以上」であれば板金修理も検討しますね。
どちらにせよ、傷に気づかないことには改善策も提示してもらえませんので、まずは評価書をしっかり確認するよう心がけましょう。
そして、「2以上の傷」に関しては、「どんな対応をしてくれるのか?」まで質問しましょうね。
オリックスU-car北九州店では、ご要望を頂けましたら「評価書記載の傷」を撮影しお客様に提供しております。お気軽にお問い合わせください。
見方③:修復歴にはならないけど、動作に支障が出る可能性がある劣化を確認
良い中古車を見分ける「評価書」の見方③は、「修復歴にはならないけど、動作に支障が出る可能性がある劣化を確認」すること。
ここも重要ですね。
例えば以下の2点。
- ガラス割れ
- ロアアームU

評価書の展開図の「フロントガラス部分」に「X」の表示があると、それはガラスが割れているということになります。
基本、ガラスが割れている状態であれば車検に通らないので、「車検取り直し」で購入する場合であればリペア・交換などの対応をしてもらえるとおもいます。
が…
もし「車検残」の車を買う場合は要注意です。
仮に「現状渡し」であった場合、ほどなくガラスの割れが広がる可能性もありますし、下手するとガラスが割れて大事故に発展する危険性もあります。
なので、評価書に記載されている「X」表示には気を付けるようにしましょうね。
また、「ロアアームU」のような「よくわからない表示」も確認することをおススメします。

「ロアアーム」というのは、タイヤと車体・サスペンション(ショック吸収)をつなぐ大切な部品なんですが、「縁石に乗り上げる」といった「起こりがちなトラブル」でも歪みが発生します。
ロアアームがゆがむと大変…
車のショック吸収がうまくいかないだけでなく、ハンドル操作にも影響が出てきます。
これは一例でしかありませんが、こうした「よくわからないけど実は重要な情報」も評価書には記載されています。
なので、評価書内の記載で「なにこれ?」ってものがあれば質問するようにしましょう。
このひと手間が「良い中古車」に出会う確率を大きく上げてくれますよ。
見方④:自分に合わない「劣化・汚れ」を確認
良い中古車を見分ける「評価書」の見方④、【自分に合わない「劣化・汚れ」を確認】すること。
例えば、「ペットの毛」「臭い」といったもの。
こうした記載は、先ほど紹介した「ロアアーム」と同様、評価書の「コメント欄」に記載されているのでチェックするようにしましょう。
まずは「ペットの毛」に関して。
実際にペットを飼っていて、ペットを車に乗せる人であればいいのかもしれませんが、それ以外の人にとってはおおよそ「マイナスポイント」になります。
人によっては「動物アレルギー」って場合もあるので注意が必要ですね。
「フェイクファー」などの毛でも記載されることがあるので、気になる方は車屋さんに問い合わせるのがベター。
また「臭い」も非常に重要です。
車は密室で、基本的に1日に「数十分~数時間」乗るもの。
その時間を「嫌いな臭い」の中で過ごすのか…
中古車である以上「新車のようなにおい」というわけにはいきませんが、もし評価書に「臭い有」「臭い中」といった表記がある場合は確認するようにしましょう。
どんなに好きな車でも、乗った瞬間に嫌いな臭いが漂ってきたらもう幻滅…
「がっかり感」しか残りませんからね。
「ワンポイントアドバイス」
ニオイの感じ方には個人差があるので難しいですが、「タバコのコゲ」「臭い有」といった表記がある場合はしっかり確認するようにしましょう。タバコ臭であれば、「タバコを吸わない人(店員さん)に確認してもらうといいですね。
まとめ
今回は、【良い中古車を見分ける「評価書」の見方】につていお話ししてきました。
「良い中古車=自分が求めている中古車」を手に入れるには、「自分の目や感覚だけに頼らず、品質検査のプロの意見(評価書)を参考にした方がいい」ということがご理解いただけたと思います。
そうすることで、自分だけでは気づけなかった「劣化や損傷」を把握することができ、後々起こりえる多くのトラブルを解消することができます。
「傷や凹み」であれば「2」レベル以上。
「ガラスの割れ」や「検査コメント」があれば、確実に確認するようにしましょう。
販売店のスタッフに質問することは、少しハードルを感じるかもしれませんが、それも「良い中古車=自分が求める中古車」に出会うためです。
勇気を持って確認するようにしましょうね。
ちなみに、当店(オリックスU-car北九州店)への質問は「全く」遠慮いりませんのでお気軽に。
ご遠方の方であれば「画像」も送りますし、ご希望であれば「ニオイ」をクンクンしてきますよ(笑)
「評価書」を最大限活用して、理想の中古車に出会いましょうね。
っということで、今回はこの辺で。
最後までありがとうございました。


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