こんにちは。
オリックスU-car北九州店です。
今回は、【品質評価書の種類と信頼性】をテーマにお話ししたいと思います。
いきなり質問ですが、皆さん。
「評価書」って知ってますか?

簡単にいうと「車の状態(品質)について説明した書類」のことなんですが、当店を含む中古車販売店の多くは、この評価書を展示車両の中に載せて、お客様が「この車の品質はどうか?」を確認できるようにしています。
つまり、「車の品質をお客様へ開示し、安心して中古車選びをしていただくため」に評価書は存在するんですね。
なので、この評価書を見ずに中古車を買うのは、賞味期限を確認せずに「ちょっと古そうな牛乳」をがぶ飲みするくらい危険な行為なのでやめておきましょう。
- 「綺麗な車」と思って買った車が実は大病持ちだった…
- 大きな傷・劣化があることを後々知って後悔…
- 買ったはいいけど、乗ってみると自分に合わなくて売るはめに…
こんな残念なことにならないためにも、今回の記事を最後まで読んで「評価書」に関する知識を深めてもらえればと思います。
それだけで、中古車選びで「地雷を踏む(痛い目にあう)」可能性を大幅に下げ、理想の中古車に出会える可能性をグッと高めることができると思いますよ。
それでは早速始めていきましょう。
【中古車の成績表】品質評価書の種類「3選」&信頼性
【品質評価書の種類「3選」&信頼性】
本題に入る前に、まず「評価書ってなに?」って疑問に対して回答しておこうと思います。
中古車でいう「評価書」というのは、一般的に「車両品質評価書」「車両状態評価書」と呼ばれる、いわば「中古車の成績表」のことを指します。
「評価書」の中には、「修復歴の有無」「損傷個所」「傷」「凹み」といった、車の品質に関することが記載されており、それらを総合的に評価して「評価点」が設定されるんですね。
「評価点」はいわば、テストの点数みたいなもんです。

この車でいえば、「A1(小さな線傷)」などが数か所あり、総合的に評価点が「4点」。
評価点は「S~R」の10段階あって、「R」は「修復歴がある車」という評価になります。
ちなみに、いわゆる「5年落ち(新車から5年経過)」くらいの中古車であれば「3.5~4.5点」くらいが一般的ですね。
4.5点だと「結構綺麗」な方で、「5点」だと未使用車なんかを検討されている方にもおススメできるレベルかな?って感じです。
「評価点」に関する詳しい情報は、こちらの品質検査会社(AIS)のサイトを参考にしてみてください。
っとまぁこんな感じで「評価書」は存在するわけですが…
実は評価書にも種類があるんですね。
それが、以下の3種類。
- 自社検査の評価書
- オークションの評価書
- 品質検査会社の評価書
この3種類。
種類の違いによって「評価書の信頼度」も違ってくるので、その辺も踏まえ簡単に説明していきます。
①自社検査の評価書(信頼度:低)
まず最初に「自社検査の評価書」
いわゆる、「販売店のスタッフが検査した評価書」ってことです。
信頼度としては比較的低く、記載内容を鵜呑みにするには「ちょっと不安かなぁ」っといった感じですね。
理由は二つ。
- 理由①:評価する技量があるのか疑問
- 理由②:自分のお店の商品を自分で評価しているから
まず理由①。
車の品質評価をするためには、ある程度の知識・技術が必要になります。
しかも、それは車のメカニック的な知識・技術というより「品質評価の知識・技術」が必要なんですね。
なので、「中古車業界〇〇年!」みたいな熟練スタッフであっても、品質評価となると十分にできない可能性は大いにあります。
次に理由②。
これは非常にわかりやすいと思いますが…
「自社商品を自分で評価する」と、どうしても「評価が甘くなる」んですね。
それはそう。
だって、自社の商品ですから…
せっかくだから売りたいですもんね。
なので、どうしても「ひいき目」にもなるってことです。
以上を踏まえ、評価書としての信頼度は比較的「低く」なります。
②オークションの評価書(信頼度:中)
次に「オークションの評価書」について。
これは名前の通り、オートオークション会場での品質検査結果のことを言います。
オートオークションというのは、車業界の業者さんたちが車の売買をしている「競(セリ)市場」のこと。
オークション会場では、セリに出品された車を品質検査会社が検査を行い、その検査結果をもとに業者間でセリを行うシステムになっています。
なので言い換えると…
オークションで買った車というのは「品質検査会社(プロ)の検査を受けている車」ということになりますね。
通常、中古車屋さんの多くは仕入れ手段としてオークションを活用しているので、その仕入れた時の評価書を車に掲載して販売しているお店もあります。
品質検査会社の検査を受けているということで、その内容も信頼性があり中古車を買おうと思っている人にとっても参考になる情報だと思いますよ。
ただ…
信頼が担保できるのは「仕入れ時から販売時まで、その車に手を加えていない場合」に限ります。
どういうことかというと…
以下、同車種で2台の車があるとします。
- 車①:バンパーに傷があるけどドアが綺麗な車
- 車②:ドアが大きく凹んでいるけどバンパーが綺麗な車
仮に「車②」目的で来られたお客様が、「このドアの凹みなおしてくれたら買うよ」といったらその車屋さんはどうするか?
予算があれば修理して販売するんでしょうが、そんな余裕もない場合…
「①のドアと②のドアを入れ替える」っといった離れ業に出ることがあります。
そうなると、もはやオークション会場での評価書は役に立ちません。
②の車はまだ状態が改善しているのでマシですが、①はボコボコで目も当たられない…
①の車を見たお客さんは、「評価書と現車との違い」に混乱してしまうことでしょう。
確かに可能性は低いですが…
こうした可能性があることは否めないので、評価書としての信頼度は「中」となります。
「本当にやってるお店があった」
とある中古車屋さんに車を買いに行ったときのこと…ドアの傷が気になったので「これ直してくれますか?」って聞くと、「あっちの車のが綺麗だからドアだけ入れ替えようか?」って普通に言われました。詳しく聞くと、そこの中古車屋さんでは「よくやってること」のようです…(部品レベルの入れ替えならともかく、とびらレベルは…)
③品質検査会社の評価書(信頼度:高)
最後に紹介するのが「品質評価会社の評価書」。
これは、中古車屋さんが車を仕入れてきて商品化(商品として店頭に展示)した際に受ける品質検査の結果になります。
つまり、「お客様が実際に目にしている車を品質検査会社が評価した結果」なので、以下のような特徴があります。
- 商品化後の品質検査なので「現車と品質評価書との差」が出にくい
- 検査をしたのが品質検査会社なので「評価内容も信頼性が高い」
以上より、
今回紹介した「3種類の評価書」の中では一番信頼できる評価書と言えます。
ちなみに、この流れで言うのも何なんですが…
当店(オリックスU-car北九州店)で採用しているのは、「③品質検査会社の評価書」。
信頼性としては今回ご紹介した3種類の中で「一番信頼性の高い」ものです。
当店の車を検査してくれている「株式会社AIS」さんですが、これが結構スパルタで検査内容も厳しいんですね…
ホントちっちゃい(言われないと気付かない)傷でも「B1(傷を伴う凹み)」とかって書かれる始末…
たまに「もう勘弁して…」って思うこともありますが、こうした厳しい品質検査結果だからこそお客様の安心につながっているんだと思います。
「品質評価書+追加画像=安心」の精神
当店は、「地元福岡より福岡県外のお客様のの方が多いお店」ですが、その理由の一つが「品質検査会社による検査の公開」だと思います。検査結果を見ていただき、気になる箇所があれば「現車の画像」も提供しますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
さて今回は、【品質評価書の種類「3選」&信頼性】をテーマにお話ししてきました。
まとめるとこんな感じ。
- 自社検査の評価書:信頼性「低」
- オークションの評価書:信頼性「中」
- 品質検査会社の評価書:信頼性「高」
やはり、「中古車屋さんに展示されるとき」に「品質検査のプロ」から受けた品質検査(評価書)こそが一番信頼性があるってことですね。
特に、【売り手でも買い手でもない「第三者」が検査をしている】
ここが重要なんだと思います。
さっきも言いましたが、売り手による検査は立場上どうしても甘くなりがちです。
かといって、買い手(お客様)が検査技術を持っていることはまずないので、これも成立しないと。
ってなると、残るのは「第三者のプロ」。
つまり、「品質検査会社による検査」
これがお客様にとって一番信用できる評価書ということになります。
なので、
今後中古車を探しにお店に行くときは「評価書」に注目してみてください。
そして、「誰の検査による評価書か?」という点にも注目してみると、より「失敗しにくい・納得感のある」中古車選びが出来るようになると思いますよ。
是非、お試しください。
っといったところで、今回はここまで。
最後までありがとうございました。


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